体型を隠せば良いというわけじゃない!

私は自分の体にコンプレックスがあり、特に下半身に自信がありませんでした。短足、運動部で鍛えられたふくらはぎ…決して人前で足なんて出せないし、すらっとした人が履くスキニーなんて夢のまた夢でした。パンツを履くのも勇気がいるほどで、体型を何とかして隠そうといつもガウチョパンツを履くようにしていました。でもある日自分の姿を鏡で見てビックリ!ガウチョパンツの影響で余計に寸胴に見えていたのです…。くびれがなく丸太のようなスタイル、これでは外は歩けない、と外出が億劫になるほどでした。そんな時、雑誌でプラスサイズモデルの記事を見ました。そのモデルさんは、私より体重があるはずなのにそんな風に見えない…何でだろう、と思ったら、そのモデルさんは自分の体型を隠すということはせず、視覚の面でカバーしているということに気づきました。足のラインがぴったりわかるパンツに、少しダボっとしたトップスを持ってきて全体的に見たときに逆三角形になるようにしていたり、ピタっとしたトップスの時はふくらはぎが隠れるくらいのスカートを履いていたり…。服にメリハリをつけているのがはっきりとわかり、そして体型カバーもバッチリされていました。体型が気になるからと言ってすべてを隠すのはよくないんだなと思いました。それからは、気にせずラインがくっきり出るパンツを履くようになりました。色合いや、パンツの丈、上下とのバランスで十分着やせして見えるものなんだな、と勉強になりました。