４０代・５０代の大人の女性でよく見かけるのは、とにかく体を冷やさないようにと頭からつま先まで重ね着をしすぎている人です。寒いこの季節、気持ちはとても分かりますが、この重ね着パターンは回避したいファッションコーデです。
まず、体を冷やさないことは大前提で、インナーやカイロでご自身の冷えを補うことをしたうえでの話です。重ね着をしすぎないようにするには、服の丈や色、形、靴や冬小物で全体のバランスを整えることが重要なポイントになると思います。無理にトレンドを取り入れずとも、綺麗且つ素敵な着こなしで十分に魅力を発揮できるはずです。
具体的な提案としては、ブラウスの襟・タートルネックなど首からデコルテに見える色は濃くはっきりとした色が良いです。オレンジや紫などの印象が強い色の服を着て目線を引っ張り、首の細さで女性らしさを強調します。セーター・パーカー・ニット・カーディガンなどのアウター、そして靴はシックでスタンダードなものをチョイス。ボトムスやスカートはチェック柄やコーデュロイ素材、プレッツェル質感など少しだけ味が出るよう工夫すると見た目にも遊び心があり楽しさが増します。
さらに靴下をブラウスなどの色と合わせるとチラッと見えた時におしゃれ度がアップしますし、バッグは小さめで皮や毛などの冬素材のものを使うと良いです。
他には、手首に光物ジュエリー、指輪は鉱物など違ったタイプを選びまとまりすぎないのも良いです。